今大会No.1投手・翁長佳辰(文理大付)を支える1日2㌔の米 夏の甲子園2019

2019/07/16
  • 高校野球

第101回全国高校野球大分大会

7月15日 第2試合 2回戦 別大興産スタジアム

国際情報 000 000 010|1

文理大付 002 001 10×|4

 

 シード校が登場する2回戦が始まった。第1シードの大分が敗退する波乱のスタートとなった。もう一つの第1シード・日本文理大学付属の伊志嶺吉盛監督は、「これまでの試合を見たり、聞いたりしたが、打線が強い大分、津久見のシードが負けた。これが夏の大会だし、打線は水もの。ウチは守りのチームなので、しっかり守り勝つ」と初戦に臨んだ。

 

 初戦となった大分国際情報との試合では予想通りエースの翁長佳辰(3年)を先発マウンドに送り、全権を託した。「指のかかりは悪くはなかった。変化球を打たれていたのでストレートを織り交ぜた」と翁長。力まず、コントロールを重視し、長打、連打を許さない投球術だった。決勝までの5試合を考え、最速147㌔のストレートを封印し、130㌔後半のストレートを要所で抑えた。被安打9と多かったが最少失点に抑え、9回を投げ抜いた。

 

最少失点で9回を投げ抜いた翁長佳辰

 

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