県高校総体前特集 バスケットボール女子 注目の選手を紹介③ 【大分県】

2024/04/29
  • 高校総体

 県高校総体まで約1カ月。女子は前哨戦となった南九州四県対抗バスケットボール選手権大会(南九対抗)県予選で明豊が優勝したが、上位4校のレベルは拮抗(きっこう)している。組織としての成熟だけでなく、個々のレベルアップが勝利を呼び込む原動力となる。県高校総体の注目選手を紹介するとともに、彼女たちのライバルや気になる選手を聞いた。

 

パワーフォワード 和才美月(中津北3年)

2006年4月6日生まれ 171cm 前所属チームは中津中学校バスケットボール部

 

 

 高さがあり、運動能力も高く、左利き。さらに女子では珍しいワンハンド(片手)でシュートを打つ。大津留礎監督は「素材として面白い。いい形で大学につなぎたい」と長いスパンでの成長を考えている。もちろん現時点でも大きな戦力として期待されており、最近はミドルレンジからのシュート成功率が高くなった。南九対抗県予選では足の痙攣(けいれん)で出場時間が限られたが、下半身強化など基礎づくりを徹底して、ウインターカップで一花咲かせる計画だ。

 

気になる選手

センター 永原琉衣(明豊3年)

 明豊はガード陣に注目が集まるが、勝負どころではここ(永原)にボールが集まる。シュートが正確で、リバウンドも強い。マッチアップしたら1対1で勝負したい気持ちはあるが、まずはボールを入れさせないディフェンスをしなければいけない。10点に抑えて、私が30点取ればチームは勝つ。目標は全国ベスト8なので、県予選で負けるわけにはいかない。

 

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