県高校総体 バレーボール男子 好敵手を倒し連覇を達成した大分南 【大分県】

2023/06/13
  • 高校総体

第71回大分県高校総体バレーボール競技

6月5日 サイクルショップコダマ大洲アリーナ

男子決勝リーグ 大分南 2(25-21、25-21)0 大分工業

 

 決勝リーグ最終戦は2勝同士の大分南と大分工業の対戦となった。勝てば優勝という緊迫した空気の中で白熱した戦いが繰り広げられ、終始ゲームを優勢に進めた大分南が、セットカウント2-0で2連覇を果たした。

 

 試合は第1セットからエース同士の打ち合ってのシーソーゲームとなったが、大分南は一貫して落ち着いていた。第1セットを先取した後も、第2セットでリードを広げた後も浮つきは見られず、冷静な判断で得点を重ねた。「リードしてもフラットな気持ちで攻め続けようと声を掛けた」とキャプテンの嵯峨慎人(3年)。

 最後の総体に懸ける3年生の気持ちの強さも前面に出た。大分工業に始終マークされた2年生エースの水田凰雅をカバーするように、1年生の頃からチームの中核として活躍してきた嵯峨と前畠怜和が躍動する。要所で鋭いスパイクを決め、チームを活気づけた。リベロやセッターの動きも良く、一人一人が与えられた役割を果たす、「全員バレー」で勝利をつかんだ。

 

チームを引っ張る嵯峨慎人

 

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