弓道男子 大分工業 理路整然とした思考で射抜く

2019/08/04
  • 高校総体

この夏のキープレーヤー

 

首藤健心(2年)

180cm、64kg、別府中部中学校出身

 

 レギュラー唯一の2年生。中学時代はバドミントン部に所属し、高校に入って「日常では経験できないことをしてみたい」と弓道を始めた。持ち前のバランス感覚を生かし、メキメキと力をつけてきた有望株であり、2年生ながら団体戦では最初に矢を射る「大前」の大役を任されている。

 

 3年生にもひけを取らない実力を誇るが、難点は調子に波があること。本人も自覚しており、「県高校総体は最終日に集中力が切れ一気に崩れた。精神的な弱さが出てしまった」と悔しさをにじませる。現在は見えてきた“明確な課題”と向き合っている。人一倍の負けず嫌いで、これまで味わった悔しさが全国での起爆剤となることが期待される。

 

 緊張やプレッシャーを感じているというが、最後は「大前として、いい射でチームを勢い付けたい」と気合十分に締めくくった。

 

 

(甲斐理恵)

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