全国高校選抜大会 フェンシング女子 個の力を集結してベスト4を目指す大分豊府【大分県】

2024/03/19
  • 春の全国大会

 昨年に続きフェンシングの女子団体で全国高校選抜大会の出場権を得た大分豊府。フルーレとサーブルの2種目で出場する。部員は4人と少数精鋭ながら、中学3年の頃から国体出場経験のあるエースの西山花桜(1年)といった実力者が在籍。個々のスキルを集結して、目指すは全国ベスト4だ。

 

 指導の根底にあるのは、一人一人の主体性を高めること。大石峻司監督は「それぞれで課題は異なる。各々が目指すプレースタイルが定着するよう、丁寧な声かけを意識している」と話す。選手たちの特性を見極めながらも、選手主導の練習法を確立することで個性を伸ばし、団体戦で戦うために必要なチームとしての結束力を高めている。また試合の際には、毎回「振り返りシート」を作成。自分の課題に気づき、今後の目標に向けてどんな練習が必要かを明確にできる工夫も取り入れている。「個」と「チーム」という相反する考え方の両立には難しさがあるが、個人の結果の積み重ねによって結果を競うフェンシング団体戦には重要な要素となる。

 

選手主導の練習法を確立している

 

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