冬の全国大会特集(9) 駅伝女子 大分東明 気分一新で入賞目指す 【大分県】

2023/12/14
  • 冬の全国大会

 全国高校駅伝大会の県予選では、前評判は決して高くなかったが、選手は、藤井監督の「いつも通りに走れば絶対に優勝できる」との言葉に後押しされた。1区の奥本菜瑠海(3年)が出足から全開、積極的な走りで独走した。勢いそのままに後続も差を広げ、9年連続12回目の優勝を飾った。続く九州高校駅伝では、同じメンバーでの出走となったが、走順を変えて8位となった。2大会ともサポート役に徹したキャプテンの安藤七珠(同)が「部員9人全員がイケイケな感じ。全国では攻めた走りをして入賞を目指したい」と語る表情は明るい。

 

 藤井監督は「メンバーを固定するつもりはない」という。全国高校駅伝大会でも、出走1週間前まで競わせ、ベストの5人を選ぶつもりだ。2年間、けがで思うような練習ができなかった安藤は「どんな形になっても最後の都大路(全国高校駅伝大会)を楽しみたい」と語り、奥本は「誰よりも速く駆け抜けたい。区間賞を狙いたい」と明確な目標を掲げた。

 女子の全国高校駅伝は24日、京都市のたけびしスタジアム京都発着の5区間21.0975kmで行われる。

 

入賞を目指す

 

 

(柚野真也)

 

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