ウインターカップ県予選特集 バスケ男子③ “3年生力”が高まり、チーム力は上向きの柳ケ浦

2020/10/16
  • 冬の全国大会

 守備のスペシャリストである田村雄帆や村田隆樹が重宝され、試合の流れを変える磯川純之介ら3年生が力を発揮するようになった。2年生主体のチームに3年生の安定が加わり、中村監督は「試合の中で流れの悪い時間帯が短くなった」と話す。ポイントガードの仲間が試合をつくり、インサイドでドゥルグーンが攻守の幹となることに変わりはないが、それぞれの個性が枝葉となり、大きな木となった。

 

 大会に向けた調整も順調で、ほどよい緊張感の中で練習ができている。また、ここにきて1年生が力をつけ、中村監督は「ジョーカー的な役割となってチームの起爆剤になれば面白い」と期待する。それでも「ウインターカップは3年生の大会。3年生の頑張りなくして優勝はない」(中村監督)と言い切る。仲間は「目の前の試合に集中して、自分たちのバスケをしたい。そのためには3年生がチームを引っ張る。その力はあるので不安はない」と3年生の思いを代弁した。3年ぶりのウインターカップに向けて仕上がりは良い。

 

チーム状態は上向きの柳ケ浦

 

 

(柚野真也)

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