全国高校バスケ選手権県予選 女子②4強への刺客となる情報科学

2019/10/20
  • 冬の全国大会

 “情科”の持ち味は結束力。ミニバスの頃から一緒にプレーしてきた選手が多く、あうんの呼吸で今何をすべきかを感じ取ることがきる。フィジカル強化を徹底した一夏を越えて、体力と球際の強さが身につき、相手の嫌がる守備ができるようになった。攻撃においてもノーマークでシュートを打てる状況までつくる形もできた。あとはシュート成功率となるが、“攻撃は水もの”とは、どの球技でも言われること。ただ、そんな格言も気にする様子はない。「気持ちよく、思い切りよくシュートを打たせたい。うちは誰か一人に頼るチームではない。全員でカバーできる」と井上監督。

 

 得点が止まった時の対応や数々のイレギュラーを想定したゲームプランをイメージしている。体育館には大きな画面があり、“情科らしく”映像を駆使し可視化して、戦い方を落とし込んでいる。練習中に見ることもでき、選手、チームの成長とともに常にアップデートしている。やれることはやった自負がある。胸を張って4強に挑戦状をたたきつける覚悟だ!

 

4強を狙える力はある

 

(柚野真也)

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