バサジィ 今季の仁部屋は次元が違う。全てのプレーで過去最高を更新

2019/06/26
  • バサジィ大分

 フットサルF1で開幕から5連勝のバサジィ大分。スタートダッシュに成功したチームをけん引するのが仁部屋和弘だ。チーム在籍13年目、“ミスターバサジィ”と呼ばれ、日本代表の主力として活躍するエースは、得点ランキングトップタイの9得点と目に見える形で結果を残している。

 

 先月の新体制発表会見の席で伊藤雅範監督は、今季注目すべき選手は?の問いに対し、仁部屋の名前を挙げた。「チームが始動してから1人だけパフォーマンスが突出している。いつも飄々(ひょうひょう)としているが今季は目の色が違う。万全の仁部屋を見ることができるでしょう」と話した。その言葉通り、指揮官が最も重要なタスクとして求めた「ゴールに絡むプレー」を実践している。4節の長野戦では1試合5得点を決め、11-1で圧勝。伊藤監督は「1人だけ次元が違った」と脱帽した。

 

 今季の仁部屋に目に見える大きな変化はない。身体が大きくなったわけでもなく、スピードが増したわけでもない。本人も「まだ手探りの状態。ベストではない」と認めるように、コンディションは万全ではない。それでも開幕から得点を量産し、絶好のスタートを切っている。

 大きな変化はないが、よく目をこらすと昨季までの仁部屋とは違う点に気がつく。それがゴール前での落ち着きだ。今の仁部屋のシュートフォームは良い意味で力が抜けている。

 

スロースターターの仁部屋だが開幕から好調

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ