力強く熱気に満ちたセッションを披露 安心院高校和太鼓部「和香葉(わかば)」

2021/11/28

 大太鼓、締(しめ)太鼓、桶胴(おけどう)太鼓の3種類の和太鼓と笛を演目ごとに交代して演奏し、息の合ったセッションで会場を沸かせた。安心院高校和太鼓部「和香葉」は、第46回大分県高校総合文化祭(県総文)の日本音楽専門部(郷土芸能)ステージ発表で「息吹・初音・響」を披露した。部長の石川千夏(2年)は、「コロナ禍で発表の場が少なかったので感謝の思いを込めた。力強い音を出せたと思う」と汗を拭った。

 

 和太鼓は音階のない打楽器であることから、リズムを主として演奏を行う。「指揮者がいないので、互いの音を聞くことが大事」と石川。独特の振動を持った和太鼓が大きな音を出すには、練習で体力と持久力を付けることが必要となる。週に2回の部内練習に加え、地域が主宰する教室で腕を磨いた。

 

県総文でステージ発表した安心院高校和太鼓部「和香葉」

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ