スター候補生インタビュー② バレーボール 平山詩嫣(東九州龍谷高校3年)

2019/01/02
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 高校1年の時から東九州龍谷(東龍)の主力としてプレーする平山詩嫣。2017年の全国高校総体で日本一を経験したが、「自分たちの代で日本一になりたい」という強い気持ちで、3度目の全日本高校選手権大会(春の高校バレー)に挑む。日本一の先にオリンピック出場を目指す姿に、今後の活躍が期待される。

 

Q:春の高校バレーを控え、チームの現状は?

A:県予選は内容も結果も良かったのですが、その後の練習試合はレベルの高い大学や社会人リーグのチームと対戦して、パワーで上回られ、レシーブが乱れる課題が出ました。いい部分は伸びていますが、課題の方が多いのかなという印象です。でも、(相原昇)先生が「これをやれば勝てる!」ということを明確にしてくれているし、自分たちも分かっているので、それに本気で向き合うことが日本一につながると思っています。プレーうんぬんではなく気持ちの部分。勝ちたい気持ちが必要になる。すぐに変われるかもしれないし、ずっと変われないかもしれない。難しい部分ですがキャプテンとして大会までチームメートに言い続け、戦える集団にしたいと思います。

 

Q:具体的にどんなプレーをすれば勝てるのでしょうか?

A:レシーブです。どれだけセッターを動かさずに返球できるかが課題。セッターの園田(風音、3年)にしっかりつなげば、どこにも負けない。(トスワークで)ブロックを剥がしてくれる。アタッカーは気持ちが高ぶることが多いのですが、園田はいつも冷静に判断してくれるので、私たちは園田のトスを信じて打ち込めばいいと思っています。

 

Q:昨年は全国高校総体、単独校で出場した国体でともに3位。十分な結果を残しています。春の高校バレーの目標は?

A:素晴しい結果ではあると思いますが、やはり日本一を取らなければ意味がない。2017年の全国総体で日本一になったけど、それは(当時の)3年生の結果。いくら私たちがコートに出ていたとしても、「あの代の東龍が強かった」と言われる3年生。自分たちの代で日本一を取らなければ名前は残せない。これが最後のチャンスなので必ず日本一を取りたいです。

 

キャプテンとして責任と自覚が芽生えた平山詩嫣

 

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