スター候補生インタビュー(5) 相撲 荒木颯太(楊志館3年) 「自分に負けないことがモットー」 【大分県】

2025/01/05
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Q:昨年11月の新弟子検査に合格し、九州場所で力士としての前相撲で3勝しました。明るい未来が開けたのでは?

 初めて九州場所の土俵に上がったときの緊張は今でも忘れられません。土俵に上がった瞬間、頭が真っ白になりました。初戦は全く動けず、自分でも何をしているのか分からない状態でした。しかし、試合を重ねるうちに徐々に慣れ、2日目に勝ったときに少し気持ちがほぐれました。最終的には3勝2敗と勝ち越せたのは自信につながりました。

 

Q:どんな力士になりたいですか?

 具体的な目標とする力士はいないですが、「とにかく自分に負けないこと」をモットーとしています。最大の敵は自分。だから、どんな壁にも負けずに上を目指したいです。自分の強みの身長の高さとリーチの長さを生かし、対戦相手から「何をしてくるかわからないから厄介」だと言われるような相撲をしたいです。

 

Q:2025年をどんな1年にしたいと考えていますか?

 不安よりも楽しさのほうが大きいです。みんなで共同生活をする環境にも慣れたし、相撲という競技自体が面白いと思えるようになりました。今年は挑戦の年なのでがむしゃらに頑張り、5年以内に十両昇進を果たすのが目標です。

 

5年以内に十両昇進を目指す

 

 

(柚野真也)

 

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