ピックアッププレーヤー バレーボール男子 新エースに名乗りを上げる嵯峨史都(大分南1年) 【大分県】
2025/02/06
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姉、兄の影響で小学3年からバレーボールを始め、中学では県選抜に選ばれるなど名の知れた嵯峨史都(1年)。高校は「成長するために強いチームでもまれたい」と県内では常にトップを争い、兄がエースとして活躍した大分南を選んだ。
今年1月の春の高校バレーでは大分南の歴代最高成績となるベスト16進出の原動力となり、続く県高校新人大会でも攻守で勝利に貢献した。井出平夏和(2年)、宮永晃宏(同)の両サイドと共に、今後チームをけん引していく存在になるのは間違いない。
身長170cmはバレーボール選手としては決して大きい方ではないが、ジャンプ力があり、冷戦沈着。ミスも少ない。コートの中では1年生ながら上級生を鼓舞するなど気持ちの強さもみせる。自他共に認める武器はスイングスピードの速いサーブ。春の高校バレーではハイブリットサーブを使ったが、県新人では「サーブで崩して、ブロックで仕留める」という目標を掲げ、パワーのあるジャンプサーブに絞って会場を沸かせた。キャプテンの井出平は「レシーブと機動力はピカイチ。頼りになる存在」と大きな信頼を寄せている。
冷静なプレーでポイントを重ねる嵯峨史都