県高校新人大会 サッカー男子 柳ケ浦が2連覇、個の力を発揮し逆転呼び込む 【大分県】
2024/02/06
- 新人大会
新チームになっても掲げる「プレーの四原則」は変わらない。「球際」「切り替え」「ハードワーク」「コミュニケーション」を日頃の練習から徹底しているが、「今年のチームは四原則に加え、個々の技術を高めようとする選手が多く、朝練でシュートやドリブルを磨いていた。その成果が試合に出ただけ」と林総監督。
組織として一体感を高めつつ、最後に試合を決めるのが「個」の力であることも忘れていない。組織的な守備から攻撃のリズムを呼び込み、ゴール前ではアイデアのある選手が自由にプレーする。今冬の全国高校選手権に出場した八尋は「今年のチームは個性豊かな選手が多く、得点力がある。県内で圧倒し、九州、全国で勝てるチームを目指す」と語る。守備を統率する外園優心(2年)は「昨年のチームから試合に出ている選手が多く、ベースはできている。これからはどれだけ個々の力を伸ばし、チームとして成長できるか。九州大会では、今の自分たちのレベルを確かめたい」と、17日から始まる九州高校新人大会に向けて意気込みを語った。
新チームは個性派の実力者がそろう
(柚野真也)