県高校新人大会 サッカー男子 大分鶴崎が後半勝負で14年ぶりの優勝

2021/02/09
  • 新人大会

 大分鶴崎は一見、ボールを保持して、パスワークで崩す華麗なチームに思えるが、全員がハードワークを惜しまない無骨さがある。毎週水曜日は「走りの日」。約10kmの素走りを課し、スタミナ強化を図る。首藤監督の「後半勝負」の自信の裏付けはここにある。選手も積み重ねた距離が自信となり、椎葉は「自分の長所は縦の突破。後半も同じぐらいのスピードを出せる」と胸を張る。

 

 技術と体力の双方がかみ合い、新チームとなって最初の公式大会でタイトルを獲得。キャプテンの矢野翔太郎(2年)は、「自分たちのやりたいサッカーができれば勝てる。試合に出ているメンバーだけでなく、全員がそう思えている。ポジション争いは熱いし、勝つ雰囲気がある。県(高校)総体、全国選手権の3冠を取ることが目標」と宣言した。

 

新チームとなり初のタイトルを獲得した大分鶴崎

 

 

(柚野真也)

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