県高校新人大会 バスケットボール女子 最終クオーターで逆転した中津北が4連覇

2020/02/09
  • 新人大会

県高校新人大会 バスケットボール女子

2月2日 昭和電工武道スポーツセンター

決勝  中津北72―67大分

 

 

 全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)を終えてから1カ月。新チームとなった中津北の底力は健在だった。「走れ!攻めろ!」。ベンチから大津留礎監督のげきが飛ぶなか、選手たちは最後の一瞬まで集中力を切らさずに戦い続けた。決勝の相手は、創部から3年でベスト4の常連として実力をつけてきた大分。伝統校の意地か、新勢力の勢いか…。最後まで目が離せない一戦であったが、最後まで粘り抜いた中津北が4年連続11回目の優勝を果たした。

 

 第3クオーター(Q)までは大分にリードを許したまま試合は進んだが、中津北に焦りはなかった。入学時からコートに立ち活躍するキャプテンの木下菜月(2年)を起点に、1対1の勝負強さ、セットプレーや速攻からの得点、外角からのシュートなど、チャンスがあればどこからでも狙い、それをきちんと得点へ結びつけるシュート力を発揮した。スクリーンプレーからゴール下でのシュートが立て続けに決まりはじめると、じわりじわりと点差を詰め、最終Qに逆転し、一気に引き離した。

 

エースでありキャプテンでもある木下菜月

 

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