五郎丸選手、県庁など訪問 「ワールドカップの機運を高めてほしい」
2018/02/03
- ラグビーW杯
ラグビートップリーグのヤマハ発動機に所属する五郎丸歩が1月31日、大分県庁を訪れた。ラグビーワールドカップ日本大会の大分開催を盛り上げるため、大分ノーサイドクラブ2019の協力で、県内全ての小学校へラグビーボールを贈呈することを広瀬勝貞知事に報告した。
五郎丸は「ラグビーが普及するためには、サッカーのように一家に一つラグビーボールがある環境を作りたい。大分はワールドカップで好カードが見られる。大会までにどんどん機運を高めてほしい」と話した。
広瀬知事との対談で、「ゴールキック前の“あのルーティーン”はもうしないのか」との問いに、五郎丸は「幼稚園や小学1年の頃は、横断歩道は手を上げて渡るが、小学2年や3年になると手を上げなくても渡ることができるようになる。ルーティーンも同じで、次の段階に向かうためにシンプルになっている」と独自の言い回しで返した。
福岡県出身の五郎丸は「九州のラグビーを盛り上げるために何度でも来ます」と宣言。広瀬知事は「ラグビーワールドカップが盛り上がるためには日本代表が勝つことが大事。五郎丸選手の代表復帰に期待している」とエールを送った。
県庁訪問前に、五郎丸は大分市の碩田学園を訪れ、小学6年生70人とタグラグビーで交流。ラグビーの魅力を伝えた。