高校野球 4強一番乗りの大分舞鶴、指揮官の采配がズバリ的中

2022/07/19
  • 高校野球

全国高校野球選手権大分大会

準々決勝 7月18日 別大興産スタジアム

藤 蔭  013 110 110 |8

大分舞鶴 000 204 201×|9

 

 劇的なサヨナラ勝ちで4強一番乗りとなった大分舞鶴。同点で迎えた九回、1死二塁でキャプテンの甲斐京司朗(3年)が勝利を決める一振り。最大5点差あった試合をひっくり返した。河室聖司監督は「昨秋からこういう試合があり、その度に諦めずにひっくり返した。(今日の試合は)見事だった!」と選手をたたえた。

 

 この試合は指揮官の采配が的中した。エース奥本翼(3年)が本来の調子から遠く、四回途中5失点で降板したが、「とにかく塁を埋めることを優先しよう」と短打でつなげるように指示。好投を続ける相手投手の140キロを超える直球高めのボールは捨て、低めと変化球に狙いを定めさせた。四回1死一、二塁の場面で打席に立つ甲斐に「初球は変化球でくるからそれを狙え」と声を掛け、甲斐はその言葉を信じ、左中間適時二塁打で2点を返した。

 

諦めずに戦い抜いた大分舞鶴

 

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