九州地区高校野球大会直前特集④ 安定感のある投手を備える津久見、打線がカギを握る

2021/04/21
  • 高校野球

 「この大会で県ナンバーワンになっておきたかった」と津久見の藤丸崇監督。4月の九州地区高校野球大会県予選の準決勝で敗れたときの言葉だ。新チームになって最初の公式大会となる昨年9月の「県高校野球選手権大会」で明豊に勝利して優勝。10月の「九州地区高校野球大会県予選」では準決勝で敗れ、九州大会出場がかなわなかった。「ここで夏に向けて勢いをつけたかったが」と悔しがったが、「負けて学ぶこともある」と語った言葉も本音だ。

 

 負けた試合はいずれも1点差。藤丸監督は「気持ちが入るとガチガチになり、こう着した試合となる。ここでという場面で気負ってしまう」と分析。得点圏に走者を進めながらあと1本が出ない、抑えどころで失策が出る。課題が明確になったことで、「これからの練習が大事になる。いい勉強になった。トーナメントを勝ち抜くためにはやはり先制すると試合がつくりやすくなる。この辺りをもう一度整理したい」(藤丸監督)と前向きに捉えている。

 

2本柱の一人、鶴田星斗

 

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