全国高校野球選手権大分大会 注目の選手たち

2019/07/06
  • 高校野球

 春のセンバツ甲子園で活躍した明豊、大分の活躍を受け、多くのプロ野球スカウトが注目している「第101回全国高校野球選手権大分大会」。チェックすべきタレントを紹介する。

 

大畑蓮(明豊3年) 

投手、右投右打。2001年11月26日生まれ。184cm、74kg、前所属は明豊中学校軟式野球部

 

 春のセンバツ1回戦では、横浜相手に4回からマウンドに立ち、6回1失点の好救援で評価を一気に高めた。184cm、74kgの細身の長身右腕は最速146㌔のストレートとスライダー、チェンジアップなど多彩な変化球を低めに集める。「調子は悪くはない。試合に向けてコンディションも気持ちも整っている」と試合が待ち遠しい。

 

 今大会も中学の後輩である若杉晟汰(2年)にエースの座を譲ったが、「アイツの安定感とマウンドの振る舞いは自分にないもの。県予選では先発でもリリーフでも与えられた場所で自分の仕事をしゼロに抑えて、一緒に甲子園にいきたい」と共闘を誓う。

 

 昨秋の九州大会後から球速が10㌔以上アップ。川崎絢平監督は「真っ直ぐで勝負でき、変化球の引き出しも多い」と成長に眼を細める。大畑にとって高校最後の夏。「明豊は強打のイメージが強いが、投手陣が試合の流れを作りたい。角度のある真っ直ぐで抑え、もう一度、甲子園のマウンドに立つ」と力強く語った。

 

 

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