2018県高校総体レポート(カヌー競技・男子)注目選手

2018/06/29
  • 高校総体

2018県高校総体レポート〜憧れの舞台を目指して〜

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県内各地で熱戦が繰り広げられた県高校総体。

高校生アスリートの青春をかけたドラマは、

感動と興奮、歓喜と哀愁を与えてくれる。

今年も才能あふれる選手がそろった県内の高校スポーツ。

ここでは大分の未来を担っていく選手たちを紹介する。

 

 

世界を知る男の見据える先は

 

カヌー・カナディアンシングル

米光陸(高田高校2年)

 

 全九州高校大会カヌー競技カナディアンシングルで2位となり、優勝を逃した。中学の頃から世界の舞台を経験し、輝かしい成績を残してきた米光にとってこの結果は決して満足できるものではない。「1位と2秒近く差が開いた。メンタルを含め完敗だった。次までまだ時間がある。全てを見直したい」とレース後は厳しい表情を見せた。

 国体九州ブロック大会、全国高校総体ではもちろん優勝を狙うが、米光の目はすでにその先を見据えている。最終的に目指すのはオリンピックの舞台だ。「2年後の東京は間に合わないかもしれないが、2024年はいける」と力強く話す。一切の甘えを許さず、ストイックに自分と向き合う姿勢に大きな可能性を感じさせる。

 

 

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