2018県高校総体レポート(カヌー競技・男子)注目選手

2018/06/29
  • 高校総体

先輩のために!結束力で快勝

 

カヌー・カヤックフォア

石丸剛士(大分舞鶴高校3年)・志賀悠作(同2年)・大窪拓海(同2年)・蔭山亘(同2年)

 

 県高校総体で優勝した勢いそのままに地元開催の全九州高校大会に乗り込んだ。スタートから順調な滑り出しを見せ、見事優勝を果たした。

 4人の力を結集し、同じベクトルで進むカヤックフォア。「出だしが良く、中盤までリードを保てたのが大きかった」とキャプテンの石丸。スタートが決まり、そのままスピードに乗った。横風が吹き付ける厳しい状況にも負けずにグイグイとこぎ、全力で勝利をもぎ取った。応援団の声援に後押しされ、ゴールラインを通過すると歓喜の雄叫びが上がった。石丸は「練習以上の力が出せた」と笑顔でレースを振り返った。

 メンバーは石丸以外の3人は2年生。「先輩のためにインターハイでも好結果を残したい」とチームの結束力は強い。ただ、全国高校総体で勝ち上がるには個々のレベルアップが必要となる。今後は一人ひとり課題と向き合い、さらなる高みを目指す。

 

 

(甲斐理恵)

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