2018県高校総体レポート(競泳・男女)  総合男子は大分雄城台が7連覇、佐伯鶴城が5連覇達成

2018/06/20
  • 高校総体

 総合で男子は大分雄城台が7連覇、女子は佐伯鶴城が5連覇を達成。個人では田中大寛(別府翔青2年)が100m自由形で大会新、200mで大分県新、御手洗大心(佐伯鶴城2年)が100m背泳ぎで大分県新、200mで大会新を出すなど数々の記録が生まれた。

 大分雄城台はほとんどの選手が自己ベストを更新。リレー(4×100m、4×200m)でも優勝した。現チームは朝練や練習後の自主練などコツコツと努力する選手が多く、その積み重ねが結果に表れた。「3年生全員がいい泳ぎを見せた。勝つレースをしてくれて良かった」と堤聖一監督。先輩たちの雄姿を間近で見た1、2年生もこれに続き、8連覇、9連覇を目指して欲しいと話す。

 

4×100mリレーで大会新を樹立した雄城台

 

 佐伯鶴城は高野二葉(2年)が自由形50mと100m、近藤優香(2年)がバタフライ100mと200mで優勝したほか、メドレーリレーとリレーでも優勝。キャプテンの大村紫野(3年)は「このチームだからこそ優勝できた」とチームワークの良さが勝利につながったと話す。調子が上がらない選手もいたようだが、全員で声を掛け合い、気持ちを盛り上げて大会に臨み、自身にとって最後の県高校総体を優勝で飾れたことに安堵しながら「後輩には連覇をつないで欲しい」と期待する。下城智宏監督は「九州や全国での力はまだまだ。自分との戦いに気持ちで打ち勝ってほしい」と話す。

 記録との勝負である競泳は、メンタルの強さが重要。特に3年生にはベストタイムで高校の競技生活を終えられるよう、強い気持ちを持つ選手に成長してくれることを期待している。

 

50m自由形大会新を出した高野二葉(佐伯鶴城)

 

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