2018県高校総体レポート(ボウリング競技・男女)注目選手
2018/06/07
- 高校総体
安定感抜群の投球フォームで初優勝
岩本藍樺(大分高校1年)
2002年11月23日生まれ、159cm、滝尾中学校出身
今大会初出場の岩本が抜群の安定感を発揮した。手本のような投球フォームで、ミスも少なく、コンスタントにスコアを重ねる。6ゲームで200点を割ったのが1ゲームのみ。これは男女合わせても彼女だけだった。
前半の3ゲームは「ラインが見えた」と高得点を出し続けた。後半はレーンの状態を読み取りにくく苦戦。それでも「ストライクラインが分からなくても、スペアを取っていれば(得点は)キープできる」と気持ちを切り替え、黙々と投げ抜いた。
2位とは200点以上の差をつけ優勝。ボウリングは全国高校総体では正式種目でないため、次は国体出場を目指す。「メンタルを強化して、大きな舞台で勝てる選手になりたい」と語った。
(柚野真也)