県高校総体 バレーボール女子 名将が去り新章が始まった東龍が40回目の優勝飾る 【大分県】
2025/06/07
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大分県高校総体 バレーボール
6月2日 サイクルショップコダマ大洲アリーナ
女子決勝
東龍2(25-17、25-15)0大分商業
東九州龍谷(東龍)と大分商業の対戦となったバレーボール女子の決勝戦。東龍が危なげない試合運びで大分商業をストレートで下し、25大会連続40回目の優勝を決めた。
東龍は長年チームを率いていた名将・相原昇監督の離任後、初の公式戦。どのような戦いを見せるのか注目が集まる中、第1セットから圧巻のプレーで会場を沸かせた。序盤こそ大分商業のペースで進んだが、すぐに「東龍らしさ」を取り戻し主導権を奪うと、キャプテンの藤﨑愛梨(3年)や攻撃の軸である鎌倉詩織(2年)が鋭いスパイクを何度もたたき込み、得点を重ねた。
もちろん、チームの大黒柱である忠願寺莉桜(ちゅうがんじ・りおん、2年)の存在も大きい。徹底マークされる中、おとり役をこなすなど攻守で活躍し、付け入る隙のない巧みなプレーで粘る大分商業をじわじわと突き放した。兼武咲希など1年生も随所で躍動し、層の厚さも見せつけた。
名将の後任として指揮を執る竹内誠司監督