全国高校総体 柔道女子 次のカテゴリーで挽回誓う礒崎心音(国東3年) 【大分県】

2024/08/25
  • 高校総体

 畳から降りた瞬間、「期待に応えることができなかった。申し訳ない。悔しい」と大粒の涙がこぼれた。思うような結果にはならなかったが、この1年間の「本気」は形となった。全力で段取りに打ち込み、端から見ればけんかに見えるほど激しいときもあった。鬼気迫る稽古で得意の払い腰、大内刈りなど立ちの技に磨きがかかり、粘り強さも出た。田川総監督は「この1年間で大きく成長した。まだまだ成長過程であり、もっと強くなれる」と語る。

 

 すでに大学関係者の目に留まっており、「重量級でありながら器用で感覚がいい。(自分の柔道を)研究された相手と試合をしたときの返し、対応ができれば日本一はもちろん、世界で勝負できる」と太鼓判を押す。礒崎は「高校で日本一になれなかったので大学チャンピオンを目指したい。その先は・・・」。明言は避けたが世界で勝負する準備はできている。

 

次の目標は大学チャンピオン

 

 

(柚野真也)

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