全国高校総体 グッドルーザーたち 剣道女子 経験を積んだ下級生軍団・大分鶴崎 【大分県】

2024/08/21
  • 高校総体

 好調の先鋒・宮崎姫麻莉(2年)で勢いをつけ、次鋒、中堅はその時々で調子のいい選手を使い、ポイントを取れる副将、大将で勝負を決める算段だったが、試合前日に体調不良者が出るなどして、2試合とも中堅までで勝負が決まった。大将の薬師寺結美(同)は、「勝負が決まった状況だったが一本取りたかった。個人のスピード、技術に差があり、チームとしての一体感も足りなかった」と力の差を痛感。「何ができて何ができなかったのか話し合い、(今後の県高校)新人戦、全国選抜予選につなげたい」と次の戦いを見据えた。

 

 全国舞台の雰囲気を知り、コンディション調整の難しさを痛感した大会となったが、何物にも代えがたい経験を培った。浦辺は「今回は(県総体2位までが)開催県枠で出場できたが、来年は1位でないと出場ができない。もう一度、全国の舞台で戦いたい。そのために練習から気持ちを変えなければいけない」と語った。

 

大会後のミーティングで出直しを誓った

 

 

(柚野真也)

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