全国高校総体 グッドルーザーたち 剣道女子 経験を積んだ下級生軍団・大分鶴崎 【大分県】

2024/08/21
  • 高校総体

全国高校総体剣道競技

8月4日 レゾナック武道スポーツセンター

女子団体予選リーグ

大分鶴崎0-3五泉(新潟)

大分鶴崎0-3八代白百合学園(熊本)

 

 1、2年生チームの挑戦は厳しい結果となった。開催枠で出場した剣道女子団体の大分鶴崎。予選リーグ2試合で2敗、一矢報いることもできずに終わった。後藤昭徳監督は「卒業生や保護者が応援に駆けつけてくれて、いいところを見せたかったが気負いすぎた。いつもの明るさがなかった」と振り返った。

 

 部員は登録メンバーぎりぎりの7人。2年生6人に1年生1人で臨んだ全国高校総体。初めて経験する全国舞台に圧倒された。慣れ親しんだ会場は多くの観客が埋め尽くし、拍手の音もこれまでとは桁違い。キャプテンの浦辺綾香(2年)は「いつもの会場の雰囲気と違った。緊張して体が動かなかった」と萎縮した。怖いもの知らずを武器に九州高校体育大会、玉竜旗高校剣道大会では快進撃を見せたが、「潜在能力の高さがあっただけに、一本も取れなかったことが悔しかった」(後藤監督)。

 

一矢報いようと一本を狙い続けた薬師寺結美

 

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