全国高校総体 カヌー男子 チーム一丸で6位入賞の大分舞鶴 【大分県】
2024/08/17
- 高校総体
決勝当日、河内は「強豪校ばかり。一人一人の実力が劣るなら力を合わせるしかない」と仲間に声をかけ、艇に乗った。レースは、スタートダッシュとまではいかなかったが好発進。先頭の1、2艇が抜け出し、中位争いが団子状態となる中で「最後までこぎ切った」(川上)。
レースを終え、6位のアナウンスを聞くと、甲斐は「これまでつらいことばかりで、何度も部活をやめようと思った。最後の最後で努力が報われたことがうれしい」と目を真っ赤にし、競技生活の集大成を締めくくった。国民スポーツ大会に出場する河内は「今大会で成し遂げられなかったメダルに挑戦したい」と前を向く。宇佐川は泣き崩れ、「もっと強くなりたい。来年のインターハイは優勝したい」と誓い、川上は「互いに足りないものを補えた結果が入賞。来年はもっと上を目指す」と語った。
最後は笑顔で表彰式に向かった
(柚野真也)