全国高校総体 カヌー男子 高田の3年生ペアが2冠達成 【大分県】
2024/08/11
- 高校総体
「練習以上の力が出た。地元の応援が後押ししてくれた」と満面の笑顔で語った沢田幸太郎と小串豪。高田の3年生ペアが男子カヌースプリント・カナディアンペア(200m)で優勝した。地元開催の全国高校総体、いつもの練習場が会場となる「ホーム」で、同種目500mに続き2冠を達成した。
500mで優勝した勢いそのままに、2日後の200m決勝では落ち着いたレース展開を見せた。「2冠を狙っていたのでプレッシャーはなかった」と沢田。二人には共有イメージがあった。序盤に出遅れなければ一気に抜け出せる。沢田がテンポ良くこぎ、小串がバランスを保ち押し切る動きがシンクロする。小串は「鳥肌が立った」と勝利を確信する。中盤で先頭に並び、ラスト50mで先頭に立ち、逃げ切った。42秒102はベストタイム。仲良し二人組は「最高のレースになった」と抱き合った。
会心のレースで200mも日本一になった