全国高校総体 剣道女子団体 確かな成長を刻んだ明豊が3位 【大分県】

2024/08/12
  • 高校総体

 中堅の中元、副将の大前瑶華(2年)はチームの勝利に徹した。「試合の流れを読んで相手にポイントを与えなければ、チームが勝つ場面で、しっかり引き分けに持ち込めた」と岩本監督。準々決勝まではポイントを算段し、副将までで勝負を決めた。勝負どころとなった準決勝では2人とも引き分けに終わり、3分1敗の2ポイント差で大将に託したことは誤算だった。東が一本勝ちしたが、1ポイント差で惜敗。中元は「私か大前が勝っていれば違う結果になったと思う。確実にポイントを取れるようになりたい」と、大前とともに次期エースとなることを誓った。

 

 今大会は3年生2人、2年生が4人、1年生が1人のメンバー構成。新しいチームになり、日本一を勝ち取り、逃した両方の経験を持つ下級生が主力となる。東は「これまでの経験を自信に上を目指してほしい」とバトンを託した。

 

経験を積んだ2年生が新チームの主力となる

 

 

(柚野真也)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ