全国高校総体 剣道男子団体 地元の応援を背に明豊が準V 【大分県】
2024/08/08
- 高校総体
全国高校総体剣道競技
8月6日 レゾナック武道スポーツセンター
男子団体決勝トーナメント
決勝 明豊0-3九州学院(熊本)
準決勝 明豊2-0桐蔭学園(神奈川)
準々決勝 明豊3-1島原(長崎)
1回戦 明豊2-1奈良大付(奈良)
大分開催となった全国高校総体の剣道男子団体で、明豊が準優勝。決勝は大会最多優勝回数を誇る九州学院と対戦し、0-3で敗れた。試合が終わった瞬間に岩本貴光監督は天を仰いだが、「選手はよくはい上がった。最後は残念だったが立派な試合だった。心からお礼を伝えたい」と感謝した。
16年前の全国高校総体で日田を優勝に導いたのが岩本監督だった。2013年に別府大学へ指導の場を移し、2016年に付属となる明豊高校で剣道部を創部した。6年目の全国高校選抜で頂点に立ち、今年は地元開催に花を添えようと日本一を目指した。名将は予選リーグからオーダーを組み替え、勝負に徹した。先鋒には手数が多く、アグレッシブな剣道を信条とする水口翔太(2年)を抜てきし、着実にポイントを取れる山下剣希(3年)、児玉輝心(同)を並べ、先行逃げ切りの形で勝負した。
敗戦が決まった瞬間に天を見上げた岩本監督