夏の主役たち⑫ アーチェリー女子 それぞれの思いを形にして日本一を目指す大分東明 【大分県】

2024/07/04
  • 高校総体

 実力どおりの力を発揮すれば日本一を狙える。全国高校総体(インターハイ)のアーチェリー女子団体に出場する大分東明は戦力が充実している。日本代表U-18の石井美羽と沢田こころの2年生は、ともに国体少年女子の選手として中学3年時から出場し、日本一連覇に貢献した実績を持つ。そこに勝負強さが光るキャプテンの林咲良(3年)が加わる。

 

 全国舞台を前に弾みをつけたかった九州高校体育大会は、天候不良のため予選のみで大会が終了した。石井は「雨で集中力を欠き、記録が伸びなかった」と反省し、沢田は「スランプを脱し切れていない」と顔色はさえなかったが、個人で石井が優勝、沢田が準優勝し、団体は2連覇を達成した。

 

日本代表U-18の石井美羽(左)と沢田こころ

 

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