夏の主役たち⑩卓球男子 九州王者は通過点、日本一に向けて上々の明豊 【大分県】

2024/06/27
  • 高校総体

 九州王者として全国高校総体に臨む卓球男子団体の明豊。九州高校体育大会(九州大会)では団体戦だけでなく、個人シングルスで嶋田碧虎(3年)が優勝し、植木大陽(同)が3位、個人ダブルスでは利光芳輝(同)が嶋田とペアを組み3位となった。仕上がりの良さを感じさせる結果が出たことで、チームの雰囲気はいい。

 

 チームの核を担うのが前出の3年生3人。エースの植木は、回転量の多いサーブと強打で押すパワー卓球を信条とする。「強気な攻めの卓球ができた。(3月の)全国選抜大会の準々決勝で負けた希望が丘(福岡県)に勝って、九州王者になれたことは自信になる」と話す。全国高校総体でも相手エースと対戦することが多くなりそうだが、一歩も引く気はない。「チームに勢いを与える勝ち方をしたい」と鼻息は荒い。

 

エースでありキャプテンでもある植木大陽

 

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