夏の主役たち① バドミントン女子 成功体験を重ねた昭和学園が初戦勝利を目指す 【大分県】

2024/06/14
  • 高校総体

 北部九州で開催される全国高校総体(インターハイ)。本特集では県高校総体に勝利し、全国への出場権を獲得した団体、個人を紹介する。

 

 2年連続で全国高校総体のバドミントン女子団体に出場する昭和学園。県高校総体では節目となる50回目(昭和女子高時代含む)の優勝を飾った。昭和学園出身の飯田朱音監督は「決勝戦は相手(大分西)の方が戦力では上だったが、団体戦の勝ち方ができた」と振り返る。

 

 初戦はその日のコンディションを見極めるために、あえてオーダーをシャッフルした。経験の少ない下級生を起用し、ダブルスの相性などを確かめた。準決勝から、個人シングルスで優勝し、ダブルスで準優勝した清水紀香(3年)をポイントゲッターとし、1年生の諫山桃子をあえて第1シングルスに置くオーダーを組んだ。飯田監督の狙い通り、「諫山にプレッシャーをかけないように、第1、第2ダブルスの2、3年生は自分たちが勝たなければいけないと自覚した」。

 

第1ダブルスの清水紀香(左)と猪山璃愛

 

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