県高校総体 バレーボール女子 地元開催での日本一を目指す東龍が24連覇 【大分県】

2024/06/11
  • 高校総体

 2セット目に入ると女王らしさが戻り、東龍の代名詞である高速コンビバレーがさく裂。ミドルの忠願寺風来(3年)や大石はるか(2年)も躍動し、序盤から粘る大分商業を突き放し、圧倒した。

 試合後、相原監督は「相手チームに向けられた大声援の中、接戦を勝ち切ったことは大きな意味がある。メンタルが相当鍛えられた」と評価した。キャプテンの忠願寺(風)は、「ふがいないプレーをしてしまい悔しさが残るが、みんなのおかげでまとまることができた。全国では先生、保護者、ユニフォームを着ていない選手など支えてくれた人のためにいいプレーをしたい。そのために他のチームの2倍、3倍練習して、技術も、精神面も鍛える必要がある」と全国への決意を語った。

 

 地元開催の全国高校総体まであと2カ月。Vリーグや大学と練習試合を組むなど、高さとパワーがあるチームとの戦いを通じて力の底上げを行い、万全の状態で日本一を目指す。

 

24大会連続39回目の優勝を飾った

 

 

(甲斐理恵)

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