県高校総体 バレーボール女子 地元開催での日本一を目指す東龍が24連覇 【大分県】

2024/06/11
  • 高校総体

大分県高校総体バレーボール競技

6月3日 サイクルショップコダマ大洲アリーナ

女子決勝リーグ最終戦

東九州龍谷2(28-26、25-16)0大分商業

 

 決勝リーグ最終戦の舞台に上がったのは王者・東九州龍谷(東龍)と春先から好調を維持する大分商業。互いに2勝同士、勝てば優勝という一戦は東龍が苦しみながらも大分商業をストレートで下し、24大会連続39回目の優勝を果たした。

 

 1セット目は波乱の様相を見せた。相原昇監督が「うちが悪かったわけではなく、相手が良かった」と話したように、勢いに乗る大分商業の粘り強いレシーブやブロックに苦しみ、僅差ながらもリードを許す展開が続いた。しかし、中盤以降はセッターの吉村はぐみ(1年)がマークの厳しい1年生エース忠願寺莉桜の状況を見極め、両サイドの梶山葵(3年)、藤崎愛梨(2年)にボールを回すなど巧みなトスワークで相手ブロッカーを翻弄(ほんろう)。次々と強力なスパイクが決まるようになり、28-26で逃げ切った。

 

サイド攻撃からポイントを取る梶山葵

 

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