県高校総体 サッカー女子 新戦力が融合、守備もハマり柳ケ浦が17連覇 【大分県】

2024/06/05
  • 高校総体

 この試合、先発11人の中に1年生3人を起用。「軸になるのが3年生であることは変わらないが、日本一を目指すには新しい力が必要」と林監督。課題であった1年生との融合にも手応えを感じたようだ。サイドバックに配置された竹田美佐也は出色の出来だった。左利きの竹田はCKのプレースキックを任され、良質のボールをゴール前に蹴り込み、さらにロングスローで決定機を演出した。新たに飛び道具が加わり、攻撃の幅が広がったチームは、後半も危なげなく試合を進め、無失点で試合を終わらせた。

 

 15日から大分で開催される九州大会で、全国高校総体(インターハイ)に出場できる2枠を争う。キャプテンの高松芹羽(3年)は「九州は強いチームが多いが、優勝してインターハイに出たい。守備が安定しているので、しっかり勝ち切れる試合をしたい」と話し、村上は「九州チャンピオンを取る。そのためには走り負けず、攻めの守備から形をつくりたい」とイメージを膨らませた。

 

地元開催となる九州大会で全国高校総体の出場を目指す

 

 

(柚野真也)

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