県高校総体 サッカー女子 新戦力が融合、守備もハマり柳ケ浦が17連覇 【大分県】

2024/06/05
  • 高校総体

大分県高校総体サッカー競技

6月3日 大分スポーツ公園サッカー・ラグビー場

女子決勝

柳ケ浦4-0稲葉学園

 

 試合の入りこそ負けられないプレッシャーがあったが、柳ケ浦が稲葉学園に4-0で勝利し、17年連続17回目の優勝を飾った。年末年始にあった全日本高校女子サッカー選手権大会で3位となった柳ケ浦だが、県予選であっても手を抜くことはない。林和志監督は「僅差の試合を予想していた。(稲葉学園の試合の)映像を何度も見た。後方からパスをつないで試合を組み立てるので、前から仕掛ける守備を考えた」と明かす。

 

 速く、力強いプレッシャーをかけ、ボールを奪いとれば一気に攻撃につなぐ。林監督は「守備がハマり、高い位置でボールを取れた。守備から攻撃の形をつくれた」と、取り組んだ守備の形に及第点を与えた。前半5分、村上安奈(3年)のクロスがそのままゴールに吸い込まれて先制すると、相手陣内でプレーする時間が増え、21分、28分に追加点を決めてリードを広げた。

 

セットプレー、スローイングからチャンスをつくった柳ケ浦

 

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