県高校総体 ローイング男子 かじ付きクォドルプルで日田が全国切符をつかむ 【大分県】
2024/06/03
- 高校総体
ローイングのかじ付きクォドルプルで日田が全国高校総体(インターハイ)の出場権を獲得した。3月の全国高校選抜大会に続き、全国舞台に立つ。キャプテンの坂井悠希(3年)は「(県高校総体では)5人のバランスが悪かった。全国選抜を終えてから修正しているが、まだまだ改善の余地はある。インターハイまで時間はあるので、力強くこげるようにしたい」と表情を引き締めた。
県高校総体では3艇で競った。序盤こそスピードに乗れなかった日田だが、中盤で一気に引き離し、大きくリードしてゴールした。昨年12月に高校日本代表候補合宿に参加した坂井が力強いストロークで引っ張った。坂井、中原隆翔、笹倉大翔、河津悠人のこぎ手4人がリズムを合わせ、唯一の2年生のかじ手の斉藤諒真がペース配分を考え、冷静にかじを取る。「先輩たちがリードしてくれるので、気持ちよくこげるように声をかけた」と斉藤。
県高校総体での課題を話し合う日田の部員たち