県高校総体 バドミントン男子 団体で別府鶴見丘が10連覇を達成 【大分県】

2024/06/02
  • 高校総体

 技術があり、駆け引きのうまい木津が試合を組み立て、上背のある菅野が高い打点から力強いスマッシュを打ち込む。菅野は「打点の位置を調整して、まずは相手コートに入れることを考えた」と微調整を繰り返し、ミスしないことを考えた。プレーの質を高めたことで相手のミスを誘発し、リードする展開をつくった。最後はデュースに持ち込まれたものの勝利し、チームに勢いを付けた。

 

 2勝1敗で迎えた第4試合のシングルスに菅野、第5試合のシングルスに木津が再び登場した。体力の消耗が激しい中、2人を後押ししたのは仲間の力だった。清家の「後ろには仲間がいる。一人で戦っているわけではない」との言葉で気持ちが奮い立った。木津が2-0で勝利し、激戦に終止符を打った。木津は「気持ちで勝てた大会だった」と振り返り、「九州大会でベスト4、インターハイではベスト16を目指したい」と次の目標を掲げた。

 

優勝の原動力となった菅野北斗・木津颯斗ペア

 

 

(柚野真也)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ