県高校総体前特集 バレーボール男子③ 伸びしろ十分な鶴崎工業【大分県】

2024/05/17
  • 高校総体

 「ブロックも弱いし、レシーブの技術もまだまだ。決定力もない。精神面も含め全てを底上げする必要がある」。二宮監督は厳しい言葉を重ねるが、それは伸びしろがあるということでもある。得点源として活躍が期待される糸長やオポジットの渡辺瑛太、180cm近い高身長を生かしたトスワークでチームを支えるキャプテンの高橋駿介ら3年生がチームの軸となる。成長途中の1、2年生がどれだけ食い込んでいけるか、そこでどんな化学反応が起こるのか。うまくはまれば大会までに大きく化ける可能性もありそうだ。

 

 高橋は「試合を想定し、どこに球を上げるのか、どう受けるのか、どうやったら勝てるのかを考えながら毎日練習に取り組んでいる。九総予選では自分たちのバレーができなかったので、県高校総体では全員で全力を尽くしたい」と気合十分。糸長も「九総予選はケガで出場できず、悔しい思いをした。県高校総体までに自分がやるべきことをしっかりやり、チームに貢献したい」と真っ直ぐに前を向く。

 県高校総体の目標はもちろん優勝。どこにも負けない団結力と伸びしろを武器に追い求めた頂点を目指す。

 

  

 県高校総体では初優勝を目指す

 

 

(甲斐理恵)

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