県高校総体前特集 バレーボール男子① 復権に向けて仕上がり上々の別府鶴見丘 【大分県】
2024/05/14
- 高校総体
目標が「大分県で一番ボールをつなげるチーム」であることは変わらない。現在はティグやレセプション、ブロックフォローなどつなぎのプレーを重点的に鍛え、チーム力の底上げを行っている。選手たちのモチベーションも高い。上田が「自分が高校1年の頃から見てきた中で、今が一番メンバーの心が一つになっていると感じる」と話すように、練習中もキャプテンシーあふれる上田を中心に、声を出し、お互いを鼓舞する姿が印象的。大会に向けての熱や気迫が伝わってくる。
県高校総体で目指すのは言うまでもなく優勝。「選手には、今いるメンバーで最善を尽くすしかないと話している。(九総予選の)経験を油断ではなく、自信につなげ、確実な勝利をつかみたい」と呼びかける舞監督の言葉にも、いつも以上に熱がこもっていた。静かな闘志を燃やす別府鶴見丘が王者奪還を狙う。
5年ぶりの優勝を狙う
(甲斐理恵)