県高校総体前特集 バレーボール女子① 地元開催の全国高校総体で日本一を目指す東九州龍谷 【大分県】
2024/05/03
- 高校総体
伝統の高速コンビバレーに182cmのサウスポー忠願寺(莉)の大砲が加わり、攻撃の幅は広がった。オポジットの忠願寺(莉)にブロックが集まれば、梶山葵(3年)や藤崎愛梨(2年)らアウトサイドヒッターが左右両サイドからスパイクを打ち込む。相原昇監督は「実力のある1年生が加わったことで、上級生はいい意味で危機感がある。練習から活気がある」と口ぶりにも自信が漂う。
攻撃力ばかりに目がいきがちだが、強化したレシーブをベースに、ブロックとの連係による粘り強い守備で手堅い試合を展開できる。相原監督は「県予選と全国での戦い方は異なる。レシーブの安定は欠かせない」と守備からリズムを生み出すことを求めている。入学した当初から地元開催となる今夏の全国高校総体を意識していた忠願寺(風)は「プレーの質を上げて、一戦一戦全力で戦うだけ。勝つことにこだわり、東龍らしいバレーをしたい」と晴れ舞台での日本一を目指す。
地元開催となる全国高校総体で日本一を目指す
(柚野真也)