県高校総体前特集 バスケットボール女子 注目の選手を紹介① 【大分県】
2024/04/21
- 高校総体
県高校総体まで約1カ月。女子は前哨戦となった南九州四県対抗バスケットボール選手権大会県予選で明豊が優勝したが、上位4校のレベルは拮抗(きっこう)している。組織としての成熟だけでなく、個々のレベルアップが勝利を呼び込む原動力となる。今回は県高校総体の注目選手を紹介するとともに、彼女たちのライバルや気になる選手を聞いた。
パワーフォワード 長山璃音(明豊3年)
2006年4月4日生まれ、163cm、前所属チームは折尾中学校バスケットボール部(福岡県)
「みんながつくったチャンスを決めるのが仕事」とジャンプシュートを得意とする。苦手だった守備を改善するために、相手エースをマンマークで抑える役割を与えられた。昨年の県高校総体ではライバル校のエースを止めることができずに悔しい思いをしたが、半年後の全国高校選手権大会(ウインターカップ)県予選では成長した守備力を存分に発揮してリベンジを果たした。杉山真裕実監督は「スコアに残らない仕事だがチームへの貢献度は高い」と評価する。
気になる選手
オールラウンダー 大神埜乃(藤蔭2年)
対戦したらマッチアップする選手。ドライブだけでなくミドルも3点シュートも打てる。2年生だが、藤蔭のエースである以上は負けるわけにはいかない。味方の4人に迷惑が掛からないように1人で抑えたい。前からの守備、リバウンドを取ってからの速攻でリズムをつくりたい。