全国高校総体出場校紹介 卓球女子 3年生が集大成の場に挑む明豊 【大分県】

2023/08/06
  • 高校総体

 全国での目標はベスト8。しかし、その前に大きな壁が立ちふさがる。2回戦で対戦する希望が丘(福岡)だ。九州高校卓球競技大会の決勝で敗戦したライバルにどう挑むかが、最初の山場となるのは間違いない。「力は追いついてきているし、(全国高校総体の対戦は)私たちは2試合目で、シードの希望が丘は初戦。最初の試合で勢いに乗って、本来の力を発揮できれば十分勝機はある」と松本監督。安本も「これまでたくさん対戦してお互いの手の内は知っている。しっかり対策すればチャンスはある。諦めず、粘り強く戦いたい」と真っ直ぐに前を向く。

 勝つためには練習あるのみ。ボールの速さ、ピッチの速さ、コース取りなど、全国で確実に点を取るために、一球の質を上げる練習に励んでいる。

 

 今大会はコロナ禍の規制が緩和されるため、声援も大きな力となる。「保護者が応援に来る初めての全国大会。大会が開催されることや、たくさんのサポートを受けられることに感謝の気持ちを持って臨みたい」と安本。開催地である北海道出身の山野川由真(3年)も「成長した姿を見せたい」と意気込んでいる。

 最後の全国高校総体に強い思いを持って臨む3年生、その思いをしっかり受け止めている1、2年生。7人全員の力で高みを目指す。

 

チーム一丸となって高みを目指す

 

 

(甲斐理恵)

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