九州高校体育大会 ハンドボール男子 大分雄城台が得た収穫と自信 【大分県】

2023/06/22
  • 高校総体

第73回全九州高校ハンドボール競技大会

6月17日 大分雄城台高校体育館

1回戦 大分雄城台41(24-14,17-13)27須恵(福岡)

2回戦 大分雄城台26(15-15,11-12)27マリスト学園(熊本)

 

 調整不足は否めなかった。九州高校体育大会に出場したハンドボール男子の大分雄城台は2回戦でマリスト学園に惜敗した。

 新型コロナウイルスの影響で、県高校総体を終えてから全体練習ができたのは大会前日だけ。平井徳尚監督は「本来なら全国総体(インターハイ)に向けてトーナメントの戦い方を経験しておきたかったが、それができなかった。けがをしないことを大前提とし、体力の戻った選手を優先して起用した」と苦しい内情を明かした。

 

 1回戦の須恵との試合は、司令塔の中本真生(3年)が巧みに試合をコントロールし、エースの二宮幸路(同)が個人能力の高さを存分に発揮して得点を重ねた。守っては188cmの長身GK野尻祐汰(同)が好セーブを連発して、相手に流れを与えなかった。前半に10点のリードをつけると、後半はメンバーを入れ替えながら逃げ切った。

 

得点源となった二宮幸路

 

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