県高校総体 バレーボール女子 盤石の強さを示した東龍が23連覇 【大分県】

2023/06/10
  • 高校総体

 県予選は勝つことが絶対条件のため、岡部や高橋、藤崎ら確実にポイントが取れるサイド攻撃が目立ったが、それだけではないチームの可能性を感じさせる内容だった。試合後、「戦術的には仕上がっている。動いて打てるし、速いトスも上げられる。全国に向け、時間差やBクイックなど、そういう連動したコンビネーションをもう少し追求したい」と話した相原監督。日本一に向けて準備は着々と整いつつある。

 

 選手も同じように手応えを感じながらもおごりはなく、真っ直ぐに全国の舞台を見据えた。「苦しい場面もあったが、声を掛け合い、力を出すことができた。全国に比べると背がないので、1本の質を上げ、展開力で負けないようにしたい」(高橋)、「今年のチームは元気で、全員で自分たちを上げていける。それを大事に、全国でも怖がらずに、挑戦者として楽しんでやりたい」(岡部)、「決勝ではいつも通りにできたが、全国ではもっと高い壁がある。そこをどう破るかを考えながら、しっかり練習したい」(藤崎)

 

 

 圧倒的な強さで県高校総体を制した

 

 

(甲斐理恵)

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