県高校総体 ローイング男子 シングルスカルとダブルスカルを制した日田三隈が3年ぶりのV 【大分県】

2023/05/30
  • 高校総体

 国際基準に合わせて、競技名をボートから変更したローイングの県高校総体は27、28の両日、日田市の夜明ボートコースで行われた。日田三隈がシングルスカルとダブルスカルを制して総合成績により、男子の学校対抗で3年ぶりに優勝した。林仁哉監督は「経験の少ない選手が多いが、力を発揮した。伸びしろがあるので九州大会、全国大会までさらに成長できる」と今後の大会への手応えを語った。

 

 ダブルスカルに出場した林瑞騎と上地都希矢の2年生ペアは、部内でトップの2人。これまでは、かじ付きクォドルプルのメンバーとして試合に出場したことがあるが、今大会で初めてペアを組んだ。「お互いに言いたいことを言うのでケンカが多い」と林が言えば、「仲間であるがライバルの意識の方が強い。負けたくない相手」と上地が応戦する。それでも互いに認め合う2人は、結成2週間でも息を合わせ、優勝にたどり着いた。

 

息がぴったりの林瑞騎・上地都希矢ペア

 

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