3年生、夏物語2022 vol.2 バスケットボール女子 不完全燃焼のまま終われない。ウインターカップに向けて再起を誓う大分

2022/08/09
  • 高校総体

 初めての全国高校総体(インターハイ)は不完全燃焼に終わった。バスケットボール女子の大分は1回戦で土浦日本大学(茨城)に57-73で敗れた。楠本哲二監督は「精いっぱい持てる力を発揮した。ゾーンディフェンスは全国で通用するレベルになったが、リバウンドは課題。オフェンスで崩せなかったのは仕方ない」と総括した。

 

 大会1週間前にエースのポイントガードが体調不良でメンバー外になるアクシデントがあり、チーム練習も制限された。コンディションが上がりきれないままの試合となったが、それでも対戦相手との身長差をカバーするために冬から取り組んだゾーンディフェンスは機能した。ディフェンスリバウンドは土浦日本大学の21に対し20と互角だった。第2クオーター途中まで接戦を演じたのは必死の守備によるもの。ただ、徐々に点差が離れた要因となったのはオフェンスリバウンドにあった。相手の20に対し9と大きく差をつけられた。キャプテンの岐津桜華(3年)は「自分たちの弱い部分であるリバウンドはディフェンスではある程度頑張れたが、オフェンスではまだまだ課題」と振り返る。

 

守備では手応えをつかんだ大分

 

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